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就活エントリーシートの部屋

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企業のESをどう攻略するか?

エントリーシートとは何か①

★エントリーシートとは何か①

★エントリーシートというのもが就活に欠かせなくなってから随分たちますが、未だに就活生を悩ませる大きな関門のようです。年明けぐらいから、ひたすら書きまくって、それでもうまくいかないことがあります。時間との戦いになって、最後は適当に「内容の使い回し」で済ませてしまうことが多いようです。
★「履歴書」ですと、大学別に様式が異なり、企業としても扱いにくいというのが背景にあります。確かに、各大学の項目は様々で、中には学生のことを思ってか「志望動機」欄がなかったり、「趣味・特技」欄が異様に大きかったりすることもあります(それは、学生のためにならないんですが・・・)。また、A4サイズあり、B5サイズあり、中にはA3サイズの女子大もあります。整理する企業の苦労もわかりますね。
★そこで、統一形式のエントリーシートが一般的になってきたのです。企業の都合がいいように内容設定されています。そこで今度は逆に就活生のほうが、様々な様式に悩まされるということになったのですね。
★しかし・・・です。エントリーシートというものは、会社によってその使い方や処理の仕方が異なり、一括して考えることのできないものなのです。ですから、就活本のエントリーシート攻略を一冊読んでも、あまり意味がありません(マニュアル本のマイナス効果は別途お話します)。企業がどうエントリーシートを使うかというと、

<選考の有無>
①エントリーシートで選考する。
②エントリーシートのみの選考はしない。

に先ず分けることができます。よく「ES通過率」という言葉を聞きますが、①の場合、次の選考試験に残す学生をシートの内容で振り分けているのです。最近では資生堂が10%通過率で、志望者を悩ませました。多くの企業で30~50%の通過率であるといわれています。しかし、その中身も実はいろいろあるのです。選考基準を見ると、

③すべてを丁寧に読んで選考する。
④特定の項目だけを丁寧に読んで選考する。
⑤大学名で決める。
⑥キーワード検索にかけて選考する。
⑦実は筆記試験で選考している。

など、企業によって使い方はさまざまです。ですから、就活生の方は、しっかりと企業別対策をかけていかねばなりません。特に、③、④、⑥のパターンを採用している企業には注意が必要です。一生懸命書いても、一生懸命読んでくれているとは限らない、それがエントリーシートの現実でしょう。
★また、シートがオープンになってから提出までの期間が長い場合は、それなりの充実した内容が求められますし、早期提出を重視する企業もあります。その意味では、「準備」に早すぎるということはなく、3年生の夏くらいから取り掛かるべきものなのです
★毎年同じエントリーシートを使用している企業があります。単なる怠慢で複数年使用をしている場合もありますが、トップ企業の場合、「同じ内容であることくらいは調べているのが普通。当然、十分時間をかけた内容であるはず」と考えていることも多いのです。前年度と同じ内容ならば、要注意ということですね

★エントリーシートの種類は内容の違いだけではなく、入手方法や提出方法にもあります。入手方法には、ネットで送信する(WEB)、ネットでダウンロードする、郵送されてくる、説明会等で手渡しされる、などがあります。それぞれに注意点もあります。ダウンロード型ならば、書き損じを気にしなくてもいいのですが、手渡しの場合などは緊張しますね。WEBで送信するパターンでも、クリックしてから間違いに気づいてしまうこともあります。
 提出では、WEB送信、手渡し、持参、郵送などがあります。手渡しと持参の違いは、そこに選考があるかないかの差です。手渡しは、例えばANAのCA、特定地上職のような受付選考です(郵送の場合に、クリアファイルを使用しなくてはダメ・・などと掲示板に書かれることがありますが、そういうデマに惑わされないようにしましょう。そのクリアファイルはどうなるのですか?企業のゴミとなるのですよ。送付状くらいの常識は必要ですが)。

<続く>
by pitpit0 | 2008-06-14 14:39 | レクチャー

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